イベント企画 トピアリーでパーク存続~フラワーパークの危機を救う 2001年10月13日 はままつフラワーパーク <静岡県 浜松市> 開園30年を経てリニューアルを検討していた浜松市フラワーパークでしたが、1991年をピークに入場者数は半数以下となり、その存続が危ぶまれていました。この危機を救ったのがこのトピアリーイベントです。トピアリーイベントは予算化されていなかったため、当時まだ一般的でなかったインセンティブ形式でSBSグループの協力を取り付けて開催しました。 当時「トピアリー」という言葉が浸透していなかったので、イベント名は「花と緑の芸術祭」としてオープン前日には運輸会社の方、タクシーの運転手さん、近隣宿泊施設のオーナーや従業員の方々を対象に園内ツアーを実施しました。 トピアリー展示の内覧会 当社が出展した作品「火の輪くぐりは大変だ」です。グロリオサの切花で作った火の輪をライオントピアリーがジャンプしようとしていますが、火事と勘違いしたペンギントピアリーの消防隊が消火器を持って駆けつけています。 この作品は、第1回日本トピアリー大賞を受賞しました。 愉快な!?トピアリー展示 開会式は地元の園児たちが主役です。 ちびっこ鼓笛隊 ラジオ取材も頻繁に行っていただき、イベントをPR。 ラジオカーが毎日園内に 従来行っていたワークショップもそのままプログラム化し、より大きく盛り上げました。 トピアリーワークショップ 日本トピアリー協会の全面的な協力でコンテストを企画し、大型部門49点、新作部門12点、小型部門94点の応募がありました。小型部門においては、来場者500名による人気投票を行い、一次審査を通過した上位入賞者5名で「浜松の産業と文化」をテーマに3時間でコンテナガーデンを作る、という決勝戦を行いました。 日本トピアリー大賞決勝戦 このほかシンボルトピアリーの展示、折原淳先生、長久保伸子先生の作品展示、企業出展などフラワーパーク園内は多くのトピアリーで賑わいました。 折原淳先生のトピアリーガーデン その結果、約6週間のイベント期間の実績は入場者数が前年比33%増となり、年度末に向けて職員も前向きに取り組むきっかけとなりました。 第一園芸株式会社出展のラクダのトピアリー 日本トピアリー大賞は、2001年から2002年、2003年と3回開催されました。 2002年決勝戦の様子 2003年 第3回日本トピアリーコンテスト授賞式 メディア掲載 2001.12.01 「グリーン情報」に特集記事掲載 2001年12月号 ガーデニング・園芸の専門誌「グリーン情報」に、「第1回日本トピアリー大賞」の特集記事が掲載されました。 「第1回… 2001.11.01 環境緑化新聞 “トピアリーの祭典に熱気” 2001.11.01 大賞を受賞した当社の作品が大きく取り上げられました。 「第1回日本トピアリー大賞」についてはこちらから … 2001.10.22 静岡新聞 “県知事賞に宮崎さん” 2001.10.22 浜松市のフラワーパークで開催された「第1回日本トピアリー大賞」において、大型部門の大賞および審査員特別賞を、当社が獲… 2001.10.11 静岡新聞 “花と緑の造形祭・日本トピアリー大賞を審査” 2001.10.11 全国初・浜松で花と緑の造形祭 日本トピアリー大賞を審査 「第1回日本トピアリー大賞」についてはこちらから … 植物アートが根付いた町~町民自身がトピアリーづくり 稲穂アート(アグリクラフト)で県産米PR