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社長のつぶやき

未来につながるチョコレート

おはようございます。
トピアリスト・topiarist宮崎です。
2月14日を誕生樹はカカオ。
言わずと知れたチョコレートの原料ですね。
でもカカオがどのようにチョコレートになるのか、私はよく知りません。
そこで植物事典をひっくり返してみました。

カカオノキの種子から搾られるココア・バターは人間の体温ほどの温度で溶ける油脂。
食用だけでなく、座薬などの基剤としても使われます。
これを加熱粉砕し、油を搾った滓(かす)がココア。
これに香料や甘味料を混ぜて固めたものがチョコレートなのです。
原産のカカオノキの原産地はアマゾン川上流。
ヨーロッパ人がアメリカ大陸に到達する以前から広く利用されていました。
種子を煎り粉末にしたものを溶かした飲料は、メキシコで「チョコラトル」と呼ばれ重用されていたとか。

学名のTheobroma cacaoはギリシャ語で「神の食べ物」。
日本がカカオの約7割を輸入するガーナでは、カカオ農家の子どもの約2人に1人が児童労働を行っているといわれています(NGO ACEのHPより)。
「神の食べ物」を「#未来につながるチョコレート」にするために。
私たちにもできることがあるかもしれませんね。
写真は『朝日百科 植物の世界』ISBN4-02-380010-4より。

▲カカオノキ
花と実

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