タマシダの壁面緑化
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
2月5日の誕生花はシダ(羊歯)。
シダ植物は便宜的に「種子を作らない維管束植物」をまとめたもの。
図鑑ではマツバラン類②ヒカゲノカズラ類③トクサ類④シダ類の4系統に整理されています。
写真は銀座の裏通り、大きな壁面を覆うタマシダ(シダ類シノブ科)。
東海地方から四国、九州の海岸地帯に生え、しばしば大きな群落をつくります。
タマシダの株元には球形のかたまりになった茎(塊茎)が出てきます。
これは水分を蓄えるもの。
私もミニ壁面緑化を施工した時に見つけました。
「種」にみえるけど違うのですね。
地質時代から命を繋げるシダ植物。
その生命力に脱帽です(『しだ・こけ』ISBN4-635-06054-3 C0345、『朝日百科植物の世界ISBN4-02-380010-4 C0545』参照)。

▲タマシダの壁面緑化
@銀座の裏通り

▲タマシダ

▲タマシダのかたまりになった茎(塊茎)

▲タマシダの根と
かたまりになった茎(塊茎)