より早く簡単にそして持ち運べるトピアリー
おはようございます。トピアリスト・topiarist宮崎です。
さて今日はスタッフドトピアリーの誕生についてお話しましょう。
トピアリーとは人為的に樹木を刈り込んだ植物造形です。
一方スタッフドトピアリーとは立体フレームに水苔を詰め、そこにつる性植物を植えて誘引したもの。
根を内蔵するので、鉢がありません。
これを考案したのはアメリカの女性たち。
庭園技術として始まったトピアリーを「より早く簡単に」そして「持ち運べる」ものにしたのです。
写真は1964年のフィラデルフィアフラワーショウでハース夫人が出展し「Edeith Wilder Scott Award」を受賞したアザラシのトピアリー。
市民も楽しむことができるトピアリーの始まり!ですね。
*『THE NEW TOPIARY』(ISBN1-870673-21-2)参照
▲アザラシのトピアリー
『THE NEW TOPIARY』より