倒木更新
おはようございます。トピアリスト・topiarist宮崎です。
7月30日の誕生樹はエゾマツ。
渡島半島を除く北海道全域に自生し、高さ40mにもなる雄々しい木。
それが樹齢を重ねて朽ちると倒木となり、ゆっくりと土に還る過程で次世代の苗床になるのです。
これを「倒木更新」といいます(『森林総合研空所』HP参照)。
厳しい自然環境で育つエゾマツ・アカエゾマツに見られる現象。
世代交代を繰り返し長い時間を経て森が作られます。
写真は皇居二の丸庭園の「都道府県の木」に展示されているエゾマツ。
仲間がいなくてちょっと寂しそうに見えるのは気のせいでしょうか。
▲皇居二の丸庭園のエゾマツ