明治神宮御苑の菖蒲田
おはようございます。トピアリスト宮崎です。
今日は明治神宮の菖蒲田をご紹介。
菖蒲田のある「明治神宮御苑(Meiji Jingu Inner Garden (Gyoen))」は、江戸時代のはじめは熊本藩主加藤家下屋敷の庭園でした。
その後、彦根藩主の井伊家に移り、明治維新(1868年)後に皇室の御用地となり代々木御苑と称せられました(明治神宮ブローシャより)。
菖蒲田は1893(明治26)年に明治天皇が昭憲皇太后のために作ったもの。
江戸時代は家臣の子女が米つくりの大切さを学ぶ稲田でした。
なるほど、曲線を描いて伸びる菖蒲田は棚田のようにも見えますね。
ここには江戸系150種1500株があり、先日トピアリーブログで紹介した毛越寺(岩手県)や皇居二の丸庭園(東京都)に株分けされています(国民公園協会HPより)。
入梅の前に菖蒲を愛でに行ってみませんか。
▲曲線を描いて伸びる菖蒲田 at 明治神宮御苑
▲「滋賀浦波」という名の菖蒲
▲「猿踊」という名の菖蒲
▲咲き終わった花を丁寧に摘み取っています