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社長のつぶやき

「トピアリー」の観点で枯山水庭園を解説

おはようございます。トピアリスト宮崎です。
十数年にわたりEuropean Boxwood and Topiary Society(以下EBTS)とNPO法人日本トピアリー協会が交流し、会報誌『TOPIARIUS』に寄稿していることは先週話したとおり。
「トピアリーとはヨーロッパを紀元とし、人為的に樹木等を刈り込んだ植物造形を指す」ので、EBTSの方々が考えるトピアリーは「庭園」です。
私たち日本人はミッキーなど単体のトピアリーをイメージするけど彼らは庭。
そして、彼らのイメージする「日本のトピアリー」は刈込生垣すなわち大刈込の技術によるもの。
江戸後期の日本の刈込技術は長崎の出島からオランダに伝わり、イギリス人はそれを「オランダ式造園法」といい、ヨーロッパに広がったのです(『日本庭園の植栽史』飛田範夫著参照)。
日本の刈込技術は世界でとても高い評価を得ています。
そこで作庭家で庭園史研究家の重森三玲が『日本庭園史大系』において取り上げた頼久寺(岡山県)の大刈込について寄稿しました。
すると見開き4ページにわたる特集扱い!
「トピアリー」の観点で枯山水庭園を解説したわけですが、EBTSの関心の高さがうかがえます。
トピアリー協会の皆様!
2024年の更新時にお手元に届きますよ。
お楽しみに♪

▲『TOPIARIUS』
「トピアリー」の観点で枯山水庭園を解説

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