社長のつぶやき フルーツポマンダーの作り方 2021.12.14 おはようございます。トピアリスト宮崎雅代です。 12月14日の誕生花はクローヴ(Clove丁子)。 クローヴはインドネシアのマルク諸島(モルッカ諸島)原産のスパイスです。 紀元前の中国では皇帝に謁見する際に、 クローヴを口に含んで口臭を消したといいます (『スパイスブック』ジル・ノーマン著長野ゆう訳 山と渓谷社)。 また、疫病が流行った16世紀~19世紀ころのヨーロッパでは、 医者や司教たちが腰にぶら下げて疫病を予防しました。 そこで今日はクローヴを使ったフルーツポマンダーの作り方をご紹介しますね。 ポマンダーのディスプレイ例 準備するものはオレンジ、レモン、ライムなどの柑橘類。 今日はお仕事がご縁でいただいた 屋久島ポンカン・タンカンが写真のモデルさんです。 それからフローラテープ(ひっぱると糊がでてきてひっつくお花用のテープ)、 クローヴ、シナモンパウダーそしてリボンと竹串。 準備するものこのほかにフローラテープ、リボンと竹串 手順は、果実に対して十文字にテープを巻きます。 テープを巻いたところは、後でリボンを巻く部分になります。 次に、テープ以外の場所に竹串でちょんと小さな穴をあけてクローヴを挿します。 この作業を繰り返し、 クローヴを挿し追わったらテープを外します。 挿し終わった頃にはクローブに果汁がしみて、 しっとりとしていますよ。 テープを巻いてクローヴを挿し始めたところテープの端から挿し始めると作りやすいですよ♪ ビニール袋にこれを入れ、シナモンパウダーをまぶします。 シナモンまみれになった果実を取り出して、次は乾燥。 私はティッシュペーパーの空き箱の中にころん、と転がし 床暖房の上に置き、布をかぶせて数日置いていました。 乾燥した時期だと、外に置くだけでもいいかもしれません。 カチンカチンに乾いたらリボンを巻いて出来上がり。 写真のフルーツポマンダーは20年経ったいまでも やさしい芳香を放っています。 香る手仕事で、ちょっと優雅な時間を過ごしてみませんか? #ポマンダー #クローブ #疫病よけ #植物 #植物アート #トピアリー #environmental #topiary #都市緑化 #ガーデニングライフ Tweet Share Hatena Pocket feedly Pin it ムクゲとフヨウの違いって? 梅雨時に芳香を放つクチナシ