トピアリーの語源
おはようございます。トピアリスト・topiarist宮崎です。
9月がはじまりましたね。
あなたの夏休みはいかがでしたか?
私は熱風渦巻く屋外にでることなく、断捨離に励んでおりました。
起業した四半世紀前から保存していた「紙」。
書棚にある時は気づきませんでしたがその量たるや…。
重かった(笑)。
すっきりしました。
あとは入ってくるだけ!
そこで今月からトピアリーについて少し掘り下げたお話をしていこうかと思います。
知識を開放し共有する。
トピアリーのナレッジマネジメントでしょうか。
あなたがトピアリーに興味を持ってくださるのはとても嬉しい!
もしあなたが記事内容を引用される場合は、
初日の今日は「トピアリーの語源」から。
少し堅い話となりますがお付き合いくださいませ。
初めてこの言葉が出てくるのはプリニウスの『博物誌』。
古代ローマ時代プリニウスによって書かれたこの書物は、15世紀に活版印刷されました。
ここにトピアリーの語源と思われる記述があります。
ラテン語版ではopere topiario(単数主格形ではopus topiarium)。
これを英訳したものをさらに和訳すると「観賞用庭師の仕事」。
日本語版『プリニウスの博物誌』(雄山閣 中野訳)では「装飾的庭師」と訳されています。
つまり装飾的な庭仕事、それを行う庭師がトピアリーの語源なのでしょうか。
アーティストですね♪
*写真は『THE STORY OF GARDENING』PENERPPE HOBHOUSE(ISBN 0-7513-3390-5)より
▲剪定はさみをもつトピアリスト