ブリュッセルのトピアリー庭園
おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。
10月4日(「と(10)しび(4日)」(都市美))は
都市景観に対する意識を高める日として
建設省(現在の国土交通省)等が1990(平成2)年に制定した
「都市景観の日」。
私はトピアリーおよびその庭園こそ
上質な都市景観を生み出すものではないか、と考えています。
写真はブリュッセル(ベルギー)中心部の都市公園
モン・テザール公園(Mon des Arts)。
ベルギーの造園家ルネ・ぺシェルの作品です。
中心部の軸線上にある5つの装飾花壇は
横の動線を確保するために幅1.5mの通路がありますが、
眺望テラスから見ると通路が見えなくなり
5つの花壇は一体化して見えます。
ベルギーを視察し、歩き疲れた時に
目の前にひろがったこの庭園に心が洗われました。
都心にありながら、憩い、集い、静かな時間を過ごすことができる。
こんな空間があるといいな♪
(「造園家ルネ・ぺシェルの作例と著書『庭園の法則』に見られる整形式庭園のデザイン原理」平岡直樹 ランドスケープ研究74(5),2011参照)
▲ブリュッセル(ベルギー)中心部の都市公園
モン・テザール公園(Mon des Arts)
▲眺望テラスから見るトピアリー庭園
写真を撮る人で賑わっています